先月は連日の現場出動で、ブログの更新ができませんでした。
朝早くからの現場入りがあれば、1日で2現場を構えての作業。
物量の多い現場では、9時間近くかかるものもあり、めまぐるしく動いていたというのが5月です。
その半数以上の現場が「福祉整理」であったというのも、ここ数年の特長といえます。
福祉整理とは、正式名称は「福祉住環境整理」と言います。
私がネーミングしていますが、振り返ってみると、なかなか的をいている名称に思えます。
この整理は、高齢者や障害者のための整理として、広く認知されはじめました。
孤独死をする前に、住環境整理をおこなえば、孤独死を避けることができます。
孤独死現場で作業していて、いつも「何とかして、このような現場を無くせないか」と、自問自答した結果の整理術と言っても過言ではありません。
先月は、神奈川県下の小田原で、地域の社協の方、包括支援センターの方、ケアマネージャー、社会福祉士、生保ワーカー、行政の方々が集う研修会で、講演をさせていただきました。
1時間半にわたり「孤独死現場からの警鐘」と題してのものですが、実際の現場状況を踏まえて、福祉整理とのからみもあり、色々な角度からお話をさせていただきました。
特に最近は、1人暮らしの方の孤独死がマスコミにも多く取り上げられていますから、地域の方と接する最前線の現場で働く人には、気になるテーマであったようです。
あんしんネットでは、講演や勉強会、研修に参加させていただいても、講演料などはいただきません。
全て無料で参加させていただき、何かしらの貢献ができればと考えております。
ですから会場で、「石見先生!」などと紹介されても、恥ずかしく感じ、「皆さんと同じ、現場主義の人なんですよ。
だから、石見さんでお願いします」と切り返します。
あくまでも、私たちは「遺品整理人」なのです。
早速に、講演を聞かれた方からの講演依頼も入りましたが、今年は動きある年になるように、積極的に各地での研修会や勉強会へと参加させていただきます。
1人でも多くの方に、現場の姿を知っていただき、高齢者問題や孤独死問題を共に考えていき、そして問題の解決につながる答えが出せるような、そんな結果を生み出したいと思うのです。
今日は久しぶりのデスクワーク。若い衆が福祉整理の現場で戦っています。
社員の教育にも力を入れなければと思うこのごろです。
■東京都大田区の遺品整理・福祉整理・特殊清掃会社「あんしんネット」のホームページ → 遺品整理・福祉整理のあんしんネット
■遺品整理・福祉整理・特殊清掃を新人が挑戦・新人見習いブログ → 遺品整理人見習い奮闘記
ご活躍有難う御座います
なかなか更新なさらないので、きっとご多忙なのだと、蔭ながらご健勝をお祈りしておりました。やはり益々ご活躍だったのですね。私も本当は大好きな「独り居」を、なるべく少なくしようと、少し動き出しています。またメールなりさせて頂きますが、不快指数上昇の時期、なにとぞ格別なるご自愛を!
Unknown
いろんな講演などをして、孤独死をなくして下さい