遺品整理の見積り③
遺品整理ブログでは、遺品整理や福祉整理での現場のこと、現場で考えること、さらには現場を振り返って思うことを徒然にしるさせてもらっています。
今回は、遺品整理の見積もりについて思うことを記してみます。
過去にも、見積もりについて思うことをいくつか書きましたが、最近の見積もり事情について記してみましょう。
ホームページで、「遺品整理」を行ないたいと考えている方は、やはり探索単語で「遺品整理」と入力します。
そこでヒットした遺品整理を扱う会社のホームページが表示されますが、このブログはここ数か月、第一位の表示で出てきます。
別段、そこに検索順位を上げための仕組みを取り組んでいるわけではなく、検索エンジンが調べた結果、このブログが何百万もあるホームページから抽出されているようです。
ブログも、無料提供されているもので、これと言った仕掛けもしていません。私自身、普通に更新を続けて、文章を綴っており、不思議に感じているのですが、現実は1位です。
しかし、検索された色々な遺品整理会社の内情は、この業界にいると良くわかるのですが、実際に一般の方には全くと言って良いほどわかりません。
会社の形態も不明瞭な所もあれば、料金体系がわからない、会社の顔が見えてこないというところもあります。
一般の消費者にしてみると、「どこに見積もりの依頼をかけたらいいのかもわからい」というのが、各社のホームページを見て思うことです。
悲しい現実ですが、どうして明快なホームページの見せかけでできないのか、いつも不思議に思っています。
あんしんネットでは、遺品整理にしても福祉整理にしても、全てありのままの姿を掲げています。
料金体系も、全て明らかにして、なるべく一般の方に心配を与えないように考慮しています。
そこで今回は、見積もり時に依頼者が気を付けることを記してみます。
(見積もりを電話で依頼した場合)
①遺品整理会社の電話での話しぶりを比較して下さい。しかし、最近は電話受付を専門のコールセンター登録をしている会社がありますから、まだ信用できません。
②実際に見積もり時に、見積もり担当者の対応を十分に見て下さい。例えば、見積もり時に見積書を依頼者に渡せない会社があるならばＮＧです。見積もりに対して、その会社が曖昧な姿勢を見せています。通常、現場を見ると、施工料金はすぐにはじけます。
帰ってからFAXするとか、電話で知らせますということは、通常ありえない見積もりです。
③見積もり時の、担当者の挨拶や服装にも気を付けて下さい。
④見積もり時に、担当者が汚れた作業着で来ていたり、作業用のトラックで駆けつけていれば気を付けて下さい。あらかじめ、そのような姿で来ますという申し出があれば、それは考慮して下さい。
⑤見積もり時に、担当者が頻繁に電話連絡をして、会社側の指示を仰いでいるというのもNGです。それだけ責任を取れない担当者と言う証です。
⑥見積もり時に、物量を正確に依頼者に言えないという担当者ならばＮＧです。
⑦廃棄物処理について、明快な説明ができない担当者ならばNGです。
⑧家電リサイクル料金が、4品目において同一料金ならばNGです。なぜならば、4品目の料金は、それぞれに料金の違いがあるからです。
⑨見積もり時に即決ができない状況であるにもかかわらず、即決を求める会社であるならばNGです。なぜならば、依頼者にも事情があり、即決できないという理由があるにもかかわらず、会社の指示で、何がなんでも成約にしろという下心が伺えます。
⑩見積もりの金額が、異常に高いと思われたら、NGです。その時は、即決せずに、他社の見積もりを必ずとることをお勧めします。
⑪生協の紹介とか、葬儀社の紹介と言われても、それを信じてはだめです。現に、紹介を受けながら高額な料金を見積もる会社が存在しています。ぜひ、他社の見積もりを取られることをお勧めします。
思いつくものでも11の事例を出しています。
それほどまでに、この業界がいかがわしいというあらわれであると感じます。
あんしんネットも、いろいろな窓口から紹介を受けます。
紹介していただけることはありがたいものですが、お客様にも紹介者側にも、その信頼度を高め、高品質で誠実な施工を常に心がけています。
自治体よりの依頼もいただきますが、当たり前と思うのではなく、それだけの指名をいただけるという感謝の気持ちと、それに報いるだけの施工を心がけています。
本日も、ネットよりの見積もり依頼を多く受けています。有難いものです。
そんな皆様の気持ちに、心をこめてお応えしたいと常に考えています。
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■「遺品整理人 谷崎藍子3～48年目の証人～」11月5日(月)よる9時放映。
あんしんネットが全面遺品整理を監修。弊社社員もドラマに出演しました。
