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遺品整理と福祉整理の「あんしんネット」。不正見積もりばかりの業界に風穴を開けます。

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私たちが見積もりに参上し、依頼者より話を伺うと、決まって「いくら料金がかかるのかわかりません」という答えが戻ってきます。

 見積もり担当者はまた、必ずと言ってよいほどに「予算はいくらぐらいですか?」と質問します。

 もともといくらかかるのかがわからない相手に、どれくらいの料金を覚悟していますか?という問い合わせですから、 「不安感にさらに上乗せして不安を与える」ことになります。

 ではここで、私が悪徳業者になったとして、悪い見積り事例を記してみましょう。

【悪徳業者になったつもりで見積りをした場合の一例】

 「お世話になります。(悪徳)遺品整理会社の○○です。
今から(悪徳)見積りを行ないますので宜しくお願いします」

 「はい、私は何もわかりませんから、良心的にお願いしますね」

 「はい、(私の会社にとって)良心的にやってみますから、安心してください。
今回は3DKのお部屋の中を全て撤去ですね?」

 「そうです。父と母が住んでいたんですが、母が先に亡くなり、そして先日父が亡くなって、この部屋を明け渡さなければいけないので・・・・。」

 「おまかせ下さい。私たちが良心的にやってあげますから。
(心にもないことを言います。今から悪徳の見積りの実践ですよー)

はじめに、お部屋全体の家財の量を測らせてもらいますね。
(各部屋ごとに家財を見てまわる。適当に見て、いかにもプロみたいに)
うーん。家財の量が多いですね」

(家財の量とは言われても、一般の人はわかりません。一つの目安としては、もし引越しの経験があれば、その時に引越し業者が何トンの車で引越しをしたかを思い出して下さい。もし、4トン車で引越し作業をしているのなら家財の量がそれに近いということです)

 「どれくらいの量ですか?」

 「(お客さんがわからないことをいいことに)普通よりも多いですよ。
(この普通というのが、はたして何をもって普通なのかがわかりません)
そうですね、5トン分くらいはありますね。
(5トンと言われても、まだ具体的なイメージがわきません。さらに混乱してしまいます)
それにスタッフは7人は必要になります
(多い物を片付けるので、おそらくたくさんのスタッフが必要であろうと思わせます)。
5トンを処分するのに、処分代金が25万円。スタッフの人件費が14万円、それに片付けたり仕分けしたり、梱包したりする代金が20万円近くかかりますね。
合わせると59万円ほどになります。
(一つ一つの説明をすることなく、弾丸のように金額を提示し、相手の頭を撹乱して、ゆっくりと計算などをさせません)」

「ひぇーっ。そんなにかかるんですか?」

「これが普通に見積もった場合の金額ですよ。
(あくまでも「普通」という言葉を連呼します)
でも、私は良心的ですから、ここで値引きを考えてみましょう。
ちょっと待ってくださいよ。今、うちの社長に電話で連絡を入れて、値段交渉してみますね」
(ここで携帯から社長へと連絡を入れます)

「今見積もりしていますが、お客さんがもう少し安くして欲しいとのことなんですが・・・」
(お客さんに恩を売っているような話しぶりをします)

社長「お金は持ってそうかー?」

「はい、大丈夫そうですよ。
今回は5トン現場で、スタッフは7名くらいですね。
(通常5万円の)処分費は5万5千円で計算しています。」
(相手に社長の話し声がきこえないように、さらに金額を変えている部分を、お客にはわかりにくく伝えます)

社長「それなら、5万円くらい値段下げれば、すぐに取れるな?」

「たぶん大丈夫でしょう。
(でも、自分は4万円しか下げませんよ)」

社長「あとはまかせるけど、なるべくまけるなよー!」

「了解しました。お客さんも安心するとおもいますので、そう伝えておきまーす!」

「今、社長の了解を取りましたから、4万円は値引くことができますよ。
良かったですね。
うちの社長も(悪徳遺品整理会社の中では)良心的ですから、お客さんに宜しくと言っていましたよ」

「ありがとうございます。そんなに値引いていただいて助かります」

「でも処分場での処分費というのが大変高いですから、困ったものですね。
(一般の方は処分費用が果たしていくらかかるのかは知りませんから、こちらの言うがままにうなづくしかありません)」

「でも、おたくたちみたいな良心的な業者がいるから助かりますよ。
良心的な見積り、ありがとうございます」

 無事に悪徳見積り終了!おかしな料金提示ですね。

 以上のような会話が、世間では横行しているのです。
 担当者の心積もりもさることながら、登場してきた社長もおかしなものですね。見積り担当者は、その会社を代表してお客様のもとに駆けつけているのですから、全権大使みたいなものです。
 それを遠隔操作していいように悪徳の限りを尽くすのですから、経営者としての資質を疑ってしまいます。
 もし、そんな会社が存在しているなら、会社の社員は育つことなく、存続そのものが危ぶまれることでしょう。

 消費者は、遺品整理会社が提示する金額に、何も疑問の余地をはさむことなく契約をしてしまうという有様がまだ続いています。

 あんしんネットは、今業界で起こっている現実を明らかにしていきます。
 遺品整理の見積は、担当者や会社側の姿勢で、その料金は大きく変わります。
 ですから、一般の方がだまされないように、ここではあえて内情を明かし、理想の遺品整理というものを把握してもらいたいと思います。

 心当たりの遺品整理業者には頭が痛いでしょうが、何事も公明正大でありたいものです。                  (つづく)

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