遺品整理の見積りは、遺品整理会社によって、様々な項目が並んでいます。
しかし、なんと言っても撤去する家財(遺品)の量は、見積り担当者がどれくらいあるかをお客様につたえなければなりません。
その家財の量を「物量」(ぶつりょう)と言います。
1.「物の量」とは、いったいどのようなものなのか?
よく物量などといわれますが、あくまでも人が量るものです。ベテランと素人では、まったく見方が変わってしまいます。1トンしかない荷物を2トンと量る見積り者がいる場合は要注意です。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
本当にそれだけのトン数があるのか?
悪徳業者の見積り例では5トンという数字を出しましたが、5トン分の重さの家財というのは、めったにありません。また、お客側もわかりません。
通常積載制限が2トンのトラックに、荷物を満載しても1.5トンくらいにしかなりません。軽いものを積み込めば1トン未満ということもあります。
見積り者が何をもって5トンという数字を出したのか、実はここに問題が隠されています。
家財を全て回収するのに、どのトラックを配車させるのかを知るには、やはり家財の容積を出すしかありません。
家財の量を「トン数」で見積もるのか、「容積」で見積りをしているのか、どちらの業者が適正か は以上の説明で理解できるかと思います。
物の量は「容積(㎥)」ではかることが、正しいことなのです。
もし、トン数で見積りを作成している業者に出会ったら、後で出てくる数字のトリックを質問してください。
返答に曖昧さがあればアウト!
仮に納得できそうな回答があっても、次回の処分費の項目で、さらなる追及をしてみると、実はもっと曖昧であることが一般の方に理解できるでしょう。
ということで、次回をお楽しみに!
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