荷物を積み込む時は、満開の桜の枝が風に揺れて、まさに桜の花吹雪。
「吹く風をなこその関と思へども道もせに散る山桜かな」を、義家は馬で、私はトラックで感じたものです。
感傷的な思いの時に、ふとトラックの脇を見ると、若いお母さんに連れられた幼稚園からの帰りの園児。
空から降る桜の花びらを、楽しそうに追い求めています。
「きたきた!わーい!つかまえるぞ!」
かわいい声で、全身嬉しさを表現しています。
作業していることを忘れ、いつしかその光景に見とれ、思わずカメラを向けて記念写真!
疲れも吹き飛んだ、桜と子供のワンシーンでした。