ゴミ部屋やゴミマンションというものは、ゴミがたまった状態のことを言います。
ゴミに関して、個人の意識の持ちようで、それが時として大切な物になったりゴミに見えたりで、大きくその人の主観が入ってしまいます。
読み終えた新聞紙も、資源ごみとして出せば、立派なリサイクル資源となり、「ゴミ」とはいえませんし、生もののゴミも、時として飼料として家畜の餌になれば、それはゴミではないのです。
他人が見てゴミでも、本人にとっては大切な宝物である場合もあり、ゴミ部屋そのものがそうした本人の快適な住空間になるケースもあります。
ゴミ部屋の発覚は、外から見て、明らかに不用な物が詰まっているのが見えたり、生ものが腐って悪臭を放ち、近隣に迷惑をかけているケース。
他にもゴキブリやネズミが大量に発生して近隣に迷惑をかけるケース。
第三者に迷惑をかける時点では、明らかにゴミ部屋やゴミマンション、さらにはゴミ屋敷と言ってもいいでしょう。
では、どうして本人はゴミをためてしまったのか?
もともと自分でゴミを片づけようとしても片づけられない性格の場合。
片づけようとしない、片づける意識がない場合。
認知症でゴミを認識できない、もしくは認識してもゴミの搬出がわからなくなってしまった場合。
大きく分けて以上の3つのケースがあげられます。
性格的に片付けができない場合は、その人の性格を変えるしかありません。
片づける意識がない場合は、気付かせて、実行させるしかありません。
認知症の場合は、それを見守る人が、大変でしょうが、世話をするしかありません。
いわば、個人の意識の持ちようがなんと言っても大きなポイントとなります。
また、病気に伴うゴミ部屋のケースは、社会の仕組みもしくは制度を新設して片付けをしなければ、今後ますます増えていくことでしょう。
「ゴミは、ためないようにする」
これを、今、個人レベルまで引き下げて、一人ひとりが意識すべき時を迎えているように思えてなりません。
あんしんネットでは、ゴミ部屋の片付けはじめ福祉整理の依頼が多く入ります。
なぜ、ゴミをためてしまったのか、まずは原因を究明し、整理で部屋が片付いたならば、二度と再発しないようにとの注意を促しています。
いくらそれがお節介と言われても、いいお節介は大いにやりたいものです。
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