最近、各方面より、「遺品整理の見積もりをしてもらったが、どうも金額が高すぎるので、あんしんネットにあらためて見積もり依頼をしたい」との連絡をいただきます。
一般の方にとって、遺品整理というのは何度も体験する話ではありません。
先方が何もわからないことに、相手によっては高額な料金提示をする会社が実際にいるというのも事実のようです。
先週末に、弟子が大田区内の地域包括支援センターからの紹介で、見積もりにはいりました。
遺品整理の見積もりではなく、施設入居に伴う家財整理の見積もりです。
すでにその現場の見積もりが出ており、A社は60万円。B社は45万円の料金提示です。
弟子に聞くと、物量は2.5tほどで、3名5時間作業です。
依頼者は、素人が考えてもあまりにも料金が高いのではと疑問を持たれて、包括より弊社を紹介してもらいました。
では、あんしんネットの料金はと言うと、22万円です。
この料金の開きをどう考えていいものか、「おかしい」としか言いようがありません。
実に60万円の料金提示には、憤りを感じます。45万円にしても同様です。
依頼者としては、あんしんネットの料金提示があるまで、その心持は落ち着かなかったことと思われます。
行政機関の窓口である地域包括にしても、悪気なく業者を紹介したのでしょうが、現実にこのようなことが起こっているのですから、もっともっと慎重にお知らせ願いたいものです。
直接に遺品整理の見積もりとは関係しませんが、やはりつい先日の出来事の話です。
会社の電話が鳴りました。
「遺品整理の見積もり依頼をネットで集客しているので、実際にはその地区に存在する遺品整理会社に施工を請け負ってもらいたい。ついては、あんしんネットで見積もりから施工まで請け負ってもらえないか?」という内容です。
以前もこのブログで記しましたが、その会社からのものです。
仮にネットから見積もり依頼を受けると、見積もりはじめ施工はすべて下請けとなる遺品整理会社に委託することとなります。
依頼を受けた遺品整理会社は、その親元には施工料金の30パーセントの金額を納めるとのことです。
仮に50万円の施工だったとすれば、15万円もの余分な金額が、何も汗水たらさずに懐に入ってくる仕組みとも言えます。
現場で汗水流して、実際に遺族とも会話を続けて遺品整理を行なうことに意義があるのですが、そんな当たり前のことができずに金儲けに走るという企業のあり方には納得できません。
それよりも、依頼者側の負担をいかに軽減させるかを、もっと真剣に考えるべきでしょう。
あんしんネットは、そのような紹介や依頼は一切受け付けていません。
いまやネット社会となり、インターネットでの業者選びは当たり前となりました。
しかし、その背景にある企業の姿勢を見抜くことが、一般消費者に求められています。
消費者を欺いてはいけない。これは本当に基本的なことです。
それができていない遺品整理業者がいるというのも悲しい現実です。
業界としては恥ずかしいことですが、そのようなこともガラス張りにして、正していきたいと考えています。
先月と今月は、すでに18箇所で「孤独死について」の講演を続けています。
地域の方々との話し合いでも、積極的な意見が飛び交っています。
最前線の現場からの話に好評を得ていますが、無償での講演。まさに手前弁当でかけつけ、嬉しい悲鳴をあげています。
講演依頼希望の方は、お気軽にあんしんネットまでご連絡下さい。
スケジュールの許す限り、参上いたしますので。
■東京都大田区の遺品整理・福祉整理・特殊清掃会社「あんしんネット」のホームページ → 遺品整理・福祉整理のあんしんネット
■遺品整理・福祉整理・特殊清掃を新人が挑戦・新人見習いブログ → 遺品整理人見習い奮闘記
■福祉整理と遺品整理専門会社に入社して見習い期間中!→福祉整理人見習い奮闘記
■「遺品整理人 谷崎藍子3~48年目の証人~」11月5日(月)よる9時放映。
あんしんネットが全面遺品整理を監修。弊社社員もドラマに出演しました。