今日の遺品整理現場は、東京の西部の西東京市でした。遠方にお住いの方が、お兄様の遺品整理を続けられていた戸建ての家です。
初めて見積もりに入った時に、すごく整理をされているという感想を持ちました。
遠くにお住まいですから、毎日コツコツとやるわけにはいきません。
上京しては短時間で、汗水流しての作業であったと思います。
ただし、残された遺品の量は(物量)は、全体で6tはあります。
その中で、残す物もあり、今回は4.5t分の運びだしとなりました。
見積もりでは、6人作業で6時間を予定。ただし、依頼者になるべく時間的に制約を与えないようにとのことで、私の判断で作業スタッフを大幅に増員しました。
9時に3人のスタッフが先行して入り、10時から7名が合流。総勢10名での作業でした。
室内での分別もスムーズに行われ、午後1時過ぎには作業は完了しました。
現場はこの後リフォームとクリーニングが行なわれ、親族の方がお住まいになります。
短時間での作業は、人手がものを言います。
多くのスタッフを配置させ、適切な指示があれば、作業は早く終わります。
今回のケースでは、時間を優先させ、多くのスタッフを投入しましたが、通常は小さな現場でも4~6時間はかかります。
その時間が、私たちの標準と考えがちですが、場合によっては依頼者の希望を受けて、短時間で終わらせることも考えていいようです。
遺品整理に、これという基準はありません。
依頼者の遺族側の気持ちを汲むことはたいせつで、そのようなことも踏まえて見積もりにあたる必要があると考えています。
昨日はやはり4.5tの現場を横浜で行ないました。
他社の見積もりも入っていましたが、見積もり金額は同料金とのこと。
しかし、最後の決め手は、相手のことを深く思いやる気持ちが弊社にあったとのこと。
形式的に料金の説明や作業手順だけを話すのではなく、遺族の心境までも読み取る姿勢が大切であるとつくづく思います。
作業の中で、遺品としてのダイニングテーブルの配送が急遽入りましたが、帰りのルートで運ぶこともできますから、サービスで配送を行ないました。
配送先には故人のお父様夫妻(かなりのお歳でした)がお住まいで、無事に作業が終了した旨をお伝えすると、心からお喜びでした。
そんなお顔を拝するだけで、それまでの疲れも吹き飛びます。
明日は、見積もりとなりますが、先月施工した現場の依頼者の紹介です。
いい仕事をやればしっかりと評価され、人づてにあんしんネットの評判が高まります。
ありがたいものです。
常に遺品整理や福祉整理作業の品質は高めて、私たちの気持ちも遺族に寄り添った姿勢を貫きとおしたいものです。
連日の現場続きですが、寒さに負けずに、この冬を乗り越えたいものです。
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