昨日は遺品整理をおこなった後の、形見分け配送しました。
あんしんネットは、緑ナンバーの運送免許がありますので、お客様も安心して配送を依頼されます。
遺品整理をうたう業者の中でも、運送の免許を持っていないのに、「形見分け配送」と称して、配送を請け負っているところがありますが、法に照らし合わせると違法行為となります。
緑ナンバーの車両は、管理責任者の指導のもと、適切に日常の運行管理が行なわれ、ドライバーの教育や車両の点検もきちんとなされています。
私もドライバーの一員であり、車両を運転する前に、管理責任者の点呼をうけ、アルコール検査を検知器で行ない、運転日報を手にして運転席へと向かいます。
徹底した運行管理のもとに日常業務にのぞんでいるのです。
さて、昨日の配送は、福島県の磐梯熱海温泉の旅館への、灯篭配送です。
昨年遺品整理を行なった住まいの玄関口に立てられていた灯篭です。
それは、芥川龍之介邸にあったもので、由緒ある品物であり、行き場をなくしていたところを、遺族側の意向を伺い、大切な文化財の一つと考えて、福島の旅館へと納めることにしたのです。
一昨年の震災により、磐梯熱海の温泉街は風評被害を受け、観光客が激減しました。
多くの旅館やホテルがダメージを受けたのですが、経済的にも過酷な状況に追い込まれました。
また、そこで生活をしている人も、働く人にとっても精神的な負担が大きかったと思います。
福島の人に、何とか元気になってもらいたいという思いと、芥川龍之介の灯篭が、文化財と保護されて、一人でも多くの人の目にふれてもらいたいという思い、遺族側の思いも受け、今回の配送に踏み切りました。
東京より280キロ離れた磐梯熱海温泉。
ちょうど桜が満開で、その中心に建つ旅館「よもぎ埜」に無事灯篭を納めることができました。
昨年末に灯篭を引き上げ、あんしんネットの倉庫で4か月間保管していた灯篭。
大変すばらしい場所に立てていただき、遺品整理人として、大変うれしく思います。
芥川龍之介が愛でた灯篭を、これから旅館を訪れる多くの方々にも、いろんな思いで見ていただきたいものです。
明日からまた現場が連続しています。
しかし、遺品整理にしても福祉整理にしても、一つ一つの現場に思いを込めて、頑張って現場入りします。
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■「遺品整理人 谷崎藍子3~48年目の証人~」11月5日(月)よる9時放映。
あんしんネットが全面遺品整理を監修。弊社社員もドラマに出演しました。
パート4に向け、今、制作進行中です。ご期待下さい。