遺品整理とは直接関われはありませんが、最近小学校や中学校などの同窓会がブームとなっています。
そのような中、私も小学校の同窓会に先日参加しました。
私の出身は福岡市で、そこでも歴史のある高宮小学校に6年間通いました。
来年が創立140年を迎えますので、明治7年に建てられました。
140年の間に、多くの卒業生が巣立ったことでしょうが、今から38年前に私は卒業しました。
担任の先生とはそれ以来、一度もお会いすることなく来ていたのですが、昨年帰省した時に、同窓生が数人集まった際に、先生へと電話を入れました。
懐かしい先生の声を聞き、先生を囲んでの同窓会を開催したい旨を申し出て、今回その運びとなったのです。
私の育った校区は都市開発が進み、38年も経つと、なかなか地元に実家があるという同窓生は少なく、連絡が取れない者も多いというのが実情です。
今回、先生を含めて11名が集い、卒業後初めての正式な同窓会となりました。
同級生の中でも、その後の中学校卒業以来というものがほとんどで、皆がそれぞれに懐かしい昔話しに花が咲いたことは言うまでもありません。
教え子も歳を取り、先生も歳を取られていましたが、しかし、時間は今から38年前で止まっているという不思議な感覚を覚えますが、誰もが再会を祝ったものです。
同窓会は、普通は60歳を過ぎてから頻繁に行われると、先生は体験をもとに言われましたが、一昨年の大震災以降、増え続けているのが実情です。
懐かしい友達と連絡を取ること。
これは孤独死対策にも実はつながります。
他人との接触を少しでも多くして、人と人とのつながりを少しでも密にすることは大切なことであると思います。
今回の同窓会。自分がやっている遺品整理にも、実は話がつながり、色々と思いをめぐらせてくれるものとなりました。
私たちの親の世代は、生きていても認知症や介護生活といった現実もあります。
そこも身にしみて、仕事と話がつながってしまいますが、今の現実に目を向けて、全てに対処するしかありません。
懐かしい同窓会とはいえ、深く考えさせられたものです。
明日からまた福祉整理と遺品整理現場が続きます。
後半の連休は現場が埋まっていますが、心を込めて、整理作業にあたりたいと思います。
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■「遺品整理人 谷崎藍子3~48年目の証人~」11月5日(月)よる9時放映。
あんしんネットが全面遺品整理を監修。弊社社員もドラマに出演しました。
パート4に向け、今、制作進行中です。ご期待下さい。