女性だけの講演
昨日は、府中市での講演を行ないました。
現場からの警鐘としての孤独死対策を話しましたが、会場には女性のみ集まり、男性は私一人という環境。
過去に事例のない講演シーンです。
これまで多くの会場で講演やセミナーを行ないましたが、対象が全て女性で、話し手である私としては、いつもと違う緊張感がわきました。
しかし、そこに集うケアマネさんやヘルパーさんが、皆さん明るく、笑顔をふりまいてくれます。
こんな状況だと、ひじょうに話も弾みます。
冒頭、私が行なっている遺品整理や福祉整理の仕事内容を説明する時だけが、唯一笑いを取れる瞬間です。
普段は、「遺品整理人・谷崎藍子」のドラマ説明をさせていただき、その中に実名で役者として前半と後半部で約2秒ずつ登場する旨を話すと、会場はどよめきます。
しかしそれが終わると、悲惨な孤独死現場状況の説明や解説に入り、決して笑顔を見せることはできません。
また、会場の皆さんの顔も真剣な表情となり、問題意識を持たれて聞いてくれます。
最終的には、参加者と共に答えを見つけていきましょうという結論となりますが、まだまだ高齢者の見守りシステムの構築や孤独死を亡くす為の対策が遅れているという実情があります。
あんしんネットでは、微力ではありますが、コツコツと地域の方との連携をはかり、「高齢者が健全に生活できる環境づくり」を目指して、努力を続けていきたいと思います。
閑話休題
梅雨時と言っても、雨量が少なく、節水が叫ばれているこのごろです。
遺品整理や福祉整理現場では、雨天と晴天では作業時間が大きく変わってしまいます。
晴天時での作業が望まれるのですが、時として大雨の中で作業を行なうこともあります。
過去においては、台風直撃の中で作業を続けたことがありますが、その時の教訓としては、やはり異常な天候での作業はやるべきではないということです。
大雪などの時もその範疇となりますが、交通事情はじめ作業の安全、さらには依頼者に配慮するならば、早め早めに会社としての方針を伝え、そして依頼者了解のもとに作業日を変更すること、これも大事なことです。
雨天は、作業を行なうスタッフの精神状態にもマイナス効果を与えます。
いわば「テンションが下がる」状態なのですが、そのために作業時間が、晴天時だったら3時間で終わる作業も、4時間かかることになります。
時間をかけないように、現場監督としてはスタッフの意識を高揚させながら作業を進めるのですが、残念ながら監督自身のテンションも下がっているために、どうしても糠に釘状態となってしまいます。
良く人様から尋ねられる質問として、
「テンションが下がっている時は、どうしますか?」というものがあります。
本当は本人の意識の持ちようで調整できるのですが、外部要因を借りるならば、
「永ちゃん(矢沢永吉)の曲を聴きながら現場入りをします」という答えを出します。
たまたま私が若い時から永ちゃんが好きで、気持ちを昂ぶらせるには、やはり永ちゃんの曲を聴くのが何よりだと思っているからです。
これまで放映された「遺品整理人・谷崎藍子」シリーズでは、主人公の谷崎藍子が現場へ向うトラック内で、永ちゃんの「ファンキーモンキー・ベイビィ」をスタッフと共に口ずさんでいます。
まさに私たちのリアルな世界がここに再現されています。
最近、若いスタッフに口うるさく言っていること。
「仕事に私情は持ち込むな!」
自分のテンションが下がるということは、いわば私情であり、仕事と切り離す必要があります。
それに効果を発揮してくれるのが、私の場合は永ちゃんの楽曲だったのです。
この季節、永ちゃんを唄いながら、雨にも負けずに現場入りしたいものです。
明日は横浜方面での現場です。
「チャイナタウン」を口ずさんでいることでしょう。
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■「遺品整理人 谷崎藍子3~48年目の証人~」11月5日(月)よる9時放映。
あんしんネットが全面遺品整理を監修。弊社社員もドラマに出演しました。
パート4に向け、今、制作進行中です。ご期待下さい。
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