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遺品整理と福祉整理の「あんしんネット」。不正見積もりばかりの業界に風穴を開けます。

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あんしんネットは、「遺品整理」の専門会社であり、さらに「不用品整理」の専門会社でもあります。

「遺品整理」は、亡くなられた方の「遺品」を、気持を込めて片付けのお手伝いをするものです。
かたや「不用品整理」は、現在生活を続けて生きている方の不用品の片付けのお手伝いです。
粗大ごみはじめ、様々なゴミや不用品を、どうしても自分では、もしくは家族で片付けることができずに、依頼が入ります。

最近多い依頼は、認知症に伴う不用品の整理です。

不用品整理を謳う会社は、実に多く存在しているようです。
遺品整理を専門に広告を出している会社の中でも、ゴミの片付けでは会社のイメージが悪くなるとして、別の会社名を使用して集客しているところがありますが、正々堂々とその実態を告知すべき話です。(このままでは、公正取引委員会から指導が入ることでしょう)

さて、認知症の方は、その大半が高齢者です。
70歳~80歳の方となりますが、戦中・戦後の飢餓体験からか、物を貯めておかないと飢餓体験が蘇り、その反動で、食品はじめ多くの生活用品が部屋に積まれています。
「もったいない」という言葉が数年前から喧伝されていますが、それを自分の生活で実践された方の、実はこんな実例も現実で当たり前のようにおこっているのです。

ご本人は、日常生活がそのような山となった不用品やゴミの中で生活を続けているのですから、臭覚はもちろん味覚やその他の五感、さらには第六感までもが麻痺している状態です。また、それがいかに不衛生であり、ひいては周りに悪影響を与えているのかもわかりません。

生ゴミがあれば、そこにはハエやゴキブリが集まります。
ゴキブリの繁殖により、いたるところに糞がまかれます。そこには、雑菌が生殖しているでしょうし、ハエが卵を産めば、ウジがわき、そして成長すればハエが飛び回ります。
昆虫だけならばまだしも、時としてネズミがそこに生息していることもあります。
明らかに正常な感覚ならば「不衛生」として、それらを駆除することを考えるのですが、残念ながらそこまでの感覚を持ち合わせることができないのが、認知症の方の一つの症状と言えます。

ある日突然訪れる認知症状。
家族と同居して生活を続けているのならば、行動のおかしさに周りの人が気付いてくれますが、独居生活者であるならば、発見が遅れてしまいます。
また、おかしいとわかっても、その人を完全看護(もしくは介護)できるものでもありません。

そうこうしているうちに、生活環境が著しく悪い方向へと向かっていくのです。

本人は、それが悪いと考えることはなく、ゴミのたまった部屋での生活を続けている、ここに現代社会の問題があります。

あんしんネットの不用品整理では、このような現場の整理をするにあたり、決して一方的な片付けをするものではありません。下記のような段取りで整理をしていくのです。

①片付けをするそのやり方を、ケアされる方を交えて話し合います

②認知症の方に、精神的なダメージを与えることなく、話しかけを常に行ないながら、信頼感を得て整理をします

③整理された品物には、いつ、誰が、どのようなものを整理したかを収納箱に添付しておきます

④一度に全部を整理すると、生活者の環境が大きく変わり、心身に影響を及ぼすことがあるので、少しずつ整理を行なっていきます

⑤軽い認知症の方ならば、仕分けをする時に立ち会ってもらい、一緒に片付けたという記憶を強く印象づけます

あんしんネットでは、これまでに数多くの認知症の方の不用品整理を行ないましたが、まだまだ元気に暮らしてもらいたいと、いつも思うものです。
今を生きている人を、さらに長生きしてほしいと願い、私たちの整理によって、病気の人がさらに生かされる、そのような生かす整理を心がけています。

「遺品整理は心の整理」とともに、「不用品整理は人を活かす整理」なのです。
大切の心構えであると思います。

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