あんしんネットでは、孤独死は中壮年層に多いと警鐘をうながしています。
先日、TBS放送の「みのもんたの朝ズバ!」で孤独死をテーマに、あんしんネットの整理現場シーンが放映されました。
1つのテーマをもとに、いくつもの問題点を指摘するのですが、まだまだ番組で言い尽くすことはできていません。
しかし、たくさんの視聴者から、問い合わせはじめ応援の言葉いただき、さらに情報の発信をしなければと考えています。
放送の中で「整理コーディネーター」が語った言葉。
孤独死予備軍
50代や60代の世代に当てはまる言葉なのです。
その予備軍が、どのようにして孤独死を迎えるのか。
あんしんネットでは、次のように表現しています。
①50代・60代の独身男性で一人暮らしなら、孤独死に50%の確率で近づいている。
②さらに、成人病(特に糖尿病)持ちならば、孤独死に75%の確率で近づいている。
③さらに、今住んでいる部屋にゴミがたまっていて、室内のカーテンを閉め切っているならば、孤独死に95%の確率で近づいている。
④さらに、そのような環境を良い方向に変えようとする意思を持たないならば、ほぼ100%で一軍入り。まさに孤独死してしまいます。
孤独死予備軍は必要ありません。
それを、いかに無くすのか。
政治や行政機構などの対策が必要なのですが、まずはこの実態を正確に把握するところからはじめていかねばなりません。
また、その予備軍所属のメンバーの意識改革が必要なのです。
団塊の世代が60代に突入し、それに伴い予備軍数も一気に増加しています。
無意識のうちに予備軍は一軍入りしてしまいます。
孤独死現場の整理に入ると、いつもその問題に直面してしまいます。
このような現場がなくなることが望ましく、それは会社の利益には反するのでしょうが、遺品整理業そのものも社会の中では無い方が、日本にとっては理想の姿なのです。
理想と現実があまりにもかけ離れている遺品整理業。
まだまだ不透明な業界です。
それをいかにガラス張りにしていくか、今、あんしんネットは取り組んでいます。
今後、このブログでも、それらを紹介していきます。
一般の消費者が一番気になる「遺品整理をしてもらう際の料金体系」はじめ、「遺品の適正な処理」、「孤独死現場の消臭作業」など、項目だててみたいと思います。