2月に入りましたが、遺品整理や福祉整理の現場に連日の出動です。
立春を迎え、温かい陽気が続いたかと思いきや、零下の気温にもなり、体調管理を万全にしておかなければなりません。
昨日のNHKの朝のニュース番組で、「どうする“超高齢化”」という特集が組まれました。
超高齢社会の日本が、近い将来に招く「介護難民」の話を皮切りに、介護施設の不足の現況、それに対する行政の取り組みなどが紹介されていました。
あんしんネットが昨年施工した現場風景も映し出されましたが、問題に対しての施策が示されない状況の今、現場の最前線はますます混乱をきたしています。
今回は東京都知事選挙に絡めたテーマでしたが、介護の分野では最優先に考えてもらいたい重要項目であると考えています。
あんしんネットでは、1企業として、都心部を中心に「小さな勉強会」を開催しています。
私たちの福祉整理現場から見えてくる高齢者問題を、実際の事例を交えてお知らせし、その問題に対しての答えにつながることをお伝えしています。
私自身、学者や評論家ではありませんから、なかなか理路整然と話をすることは不得手です。
現場に出ている者だからこその話を、思いのままに言葉でお伝えしているだけなのですが、それを聴かれた方からは、「大いに参考になりました」との嬉しい言葉をいただきます。
当初は「孤独死」や「孤立死」をテーマに、いかになくしていくかをテーマに話をしていました。
しかし、その予備軍の数が、今や全人口の1割近くになっているのですから、もう悠長な話ではすまされません。予備軍の方が、実際に亡くなるというケースが増えあがっているのですから、現実問題として、それに対処しなければならないのです。
その為に、地域と連携して、包括的なケア体制の確立の為のヒントを差し上げています。
毎月3件から5件、各地で講演を続けていますが、依頼がある限り、できるだけその講演を引き受けています。
あんしんネットは、一切の講演料をいただいておりません。以前、講演会の講師斡旋会社からオファーがありましたが、講演料は10万円とのこと。もちろん、講演料は辞退しますので、いただきませんが、斡旋が成り立たないとのことで、結局はキャンセルとなりました。
私たちは、お金儲けの講演をしているのではなく、少しでも最前線で活躍されている方々の為になれば、との思いで講演を引き受けています。
ですから、「先生」でもなく、遺品整理人や福祉整理人での立場を貫いています。
自治体によっては、規定で講演料を必ず支払わなければならないというところもあります。その際は、全てを寄付させていただきます。おかしな流れですが、ささやかな社会貢献とも言えます。
今後、研修や勉強会を考えている窓口がありましたら、お気軽に声がけして下さい。
時間の許す限り、どこへでも参上いたします。
今週はまだ、厳しい寒さが続きそうです。寒さに負けずに、私たちを必要とされている方のもとへ、元気に駆けつけていきたいと思います。
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毎々お疲れ様です。
これからさらに加速される超高齢化社会になくてはならないキーマンと
お察しいたします。
是非全国レベルでのご活躍を祈念いたします。