東京大学の政策ビジョン研究センターが運営する「市民後見人養成講座」の第6期の講座が先月終了しました。
私も受講者の一人として半年間、東大(文京区本郷)へと通い、履修に必要な125時間の座学と体験学習にのぞみました。
日本の高齢社会の実態はじめ、後見制度の概論と各論、後見実務や福祉体験活動など、すべてにおいて興味深く学習させてもらいました。
その中で、社会が後見人をいかに必要としているのか、また必要とされているのかを実感。
今すぐ後見人になることはできませんが、後見制度を支える一員として、活動ができることを確信しました。
被後見人の財産保護と身上監護を支える整理の存在です。
すでにその観点から、昨年は世田谷後見センター主催の区民後見人のための継続研修会で、後見人向けの講演をさせていただき、単なる片付けではなく、後見実務に寄り添った、さらに被後見人の立場となった整理術をお伝えしました。
きちんと制度を理解するためにも、あんしんネットでは定期的に「後見制度」の勉強会を部内で開催し、研鑽を続けています。ここまで真剣に考えて施工をしている業者は、弊社のみと自負しています。
現在、多くの後見団体や士業の方から整理の相談や依頼をいただきますが、すでに見積書も刷新して対応させていただいております。
遺品整理に始まり、福祉整理、そして新たな後見制度支援整理と、あんしんネットの整理は増えています。それがまた時代に即した整理方法とも言えます。
一昨日の日経新聞には「遺品整理」業者にまつわる記事が掲載されていました。
遺品整理に伴う作業代金の不当な請求などが載っていました。民間が認定した資格を有する企業が優良企業ですと暗に言っていますが、私の思いは違います。
このブログでもお伝えしているように、その資格を有するところで、水増し金額の見積もりを出しているのを何度となく目撃していますし、話にも聞いています。資格があるから、イコール優良企業とは決して言えません。
一番大切なことは、その仕事に携わる者の資質であると言えます。
お金儲けにはしり、人の心をないがしろにする業者は、整理をする資格がないとも断言できます。
今月に入り、あんしんネットの動きは活発になっています。
講演会活動も、すでに12月までスケジュールが入ってきています。
「地域での見守りと支援」を大きなテーマに、各地でささやかながら続けていますが、これまでに80か所、無償で開催しました。
しかし、地域での高齢者の見守りや支援に役立つならば、それが最高の報酬であると考えます。
新年度となり、これからも講演の申込は入ってくることでしょう。
現場に講演にと、まだまだ忙しさは続きそうですが、頑張っていきたいと思います。
■遺品整理・福祉整理・特殊清掃を新人が挑戦・新人見習いブログ → 遺品整理人見習い奮闘記
■福祉整理と遺品整理専門会社に入社して見習い期間中！→福祉整理人見習い奮闘記
■遺品整理・福祉整理専門会社に入社し、日々の現場で感じることを綴っていきます！→新人整理コーディネーター奮闘記
遺品整理や福祉整理に関するご相談・講演依頼は、あんしんネットのフリーダイヤルまで、お気軽にご連絡下さい → 0120-889-451
