令和3年は、本日より仕事始めとなりました。
年末年始で新型コロナ感染者数が急増し、首都圏は非常事態宣言発令間近となりました。
初詣の有様も大きく変わり、密をさけた参拝の勧めもあり、外出の自粛を多くの方が心がけているようです。私自身、多くの参拝者が集まるであろう寺社への参拝は諦め、自宅近くに鎮座するこじんまりとしたお宮のみへの参拝にとどめておきました。皆さん誰もが、コロナ感染の終息を第一に祈願されたことと思います。
人類史ではこれまでに、感染症との戦いを幾度となく繰り返してきました。自然界の動きですから、いわば自然の流れの一つかも知れません。
そのたびに知恵を結集してきましたが、そこでは多くの人の命が失われていきました。冷たい言い方とはなりますが、自然淘汰なのかも知れません。
しかし、個々人の身の処し方一つで、予防をしっかりとするならば、感染するリスクも低くなり、通常の生活を営むことができると考えています。
経済的に良く取り上げられるのが、飲食店や観光業の経営面での危機的状況です。
外出自粛ともなれば外食も控えなければいけませんし、旅行も当然自粛となります。
コロナと戦う最前線の現場にいる医療従事者からすると、感染拡大をおさえる為にも、それらの外食や旅行もできない、してはいけないということになります。
精神的な押さえつけやストレスは想像を絶するものだと思います。
今までは誰しも普通のこととしてやっていたことが、一変したのがコロナ騒ぎとも言えます。
社会が豊かになると、いつしか人は過去の自然と共生していたことをも忘れがちとなります。そして人の持つ欲望が表に出て、物事の本質を見失ってしまいます。
整理の現場でも同じことが言えます。
簡単に物を買うことができる世の中になってくると、自分の周りには物があふれてしまいます。いつしか部屋はものだらけとなり、その整理整頓ができないとなると、そこはゴミ部屋やゴミ屋敷へと様変わりしてしまいます。
最近は、特にそのような居宅の整理作業が増えあがってきています。
物に対する欲を失くしていけば、物は室内にはいることはありません。
必要なものだけを求めて、不必要な物は家の外に追い出すことをやれば、決して物は増えていかないのです。
そう考えると、今は人が本質的に持ち合わせている欲望をなるべく抑えて、自分を律する生活をしていく必要があると思います。
政治批判は毛頭する気がありませんが、政治家も人です。
どうか、今一度、世の為人の為に、この災いを一日でも早く終息すべき対策を講じて欲しいものです。
あんしんネットは、本日より仕事始めと記しましたが、私と事務職以外は現場や見積もり作業に、元気に出て行きました。
「新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします」と元気のいい挨拶を受け、こちらも返礼。
年末に、スタッフ全員に現在の長所と短所を書き出し、そして改善すべき点を指示する書面を渡しました。
一長一短あるのですが、短い点はなるべき減らして、長所を伸ばす努力が必要です。
今年も、気持ちを込めた整理をスタッフ全員が心がけ、あんしんネットに整理を依頼して良かったと言っていただける作業を続けていきたいと思います。
その為にも、日々の努力と研鑽が必要となります。
私自身、まだまだ多くのことを学び、そして多くのことにチャレンジしていきたいと思います。
今年の抱負は、 「思いやりと感謝の念を持ち、前進、前進、また前進」です。