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私たち整理人には、観察力が試されます。

現場では、物をしっかりと観察し、そして目利きをしなければいけないのです。それも短時間に行なわなければ意味がありません。

その為にも、目利きの対象物となる、器物・刀剣・書画をはじめとして様々なジャンルの物を知る必要があります。

例えば器ひとつを取っても、和ものであれば、それが作られた場所や窯元などを知っておかなければならいないということです。

唐津焼

清水、伊万里、唐津、鍋島、薩摩、萩、備前、信楽、瀬戸、常滑、九谷などの有名どころを把握して、その焼き物の特徴なども、しっかりイメージできなければ目利きなどはできません。

また、器を収納している桐箱などを見ても、物の良し悪しは判断できますから、桐箱の状態や組紐などもしっかりと目利きをします。

価値ある器という物は、その箱に必ず作家の署名や、鑑定書きなどが記されています。時としてそこに書かれた文字が達筆すぎて読めないこともありますが、そうなると崩し文字なども読めるようになっておかねばいけないとなります。

先日行なった整理現場(大切な物を探索し確保する作業で、貴重品探索)では、たくさんの器や掛け軸が出てきました。

一見してそれらに価値があることは分かるのですが、果たしてそれが本物なのか、はたまた偽物なのかは、さすがに現場では判別をつけることができません。ですから全てを会社に持ち帰り、そして改めての鑑定を専門家に委ねるという作業が発生します。

その為にも、専門家とのネットワークを保つことも大事ですし、その調整役も私たちがしなければいけません。

あんしんネットでは定期的に部内勉強会を開催して、そのような物の見方などを勉強します。

伊賀焼

最前線の現場スタッフが、価値あるものを確保しなければ、残念ながら処分されてしまいます。それは依頼者の財産を削ることにもつながり、さらには文化価値のあるものが消滅することになります。

一瞬の目利きと、一瞬の分別眼を持ち合わせることの大切さを現場はいつも教えてくれます。

まさに私たちが「物の水先案内人」となり、物の行き先を決めてあげなければいけません。

現在、非常事態宣言中の東京都ですが、まだまだ新型コロナが猛威をふるっています。政治的な発言は控えたいと思いますが、医療従事者の日々の活動には頭が下がります。自らも感染のリスクが高まる中で、治療や看護にあたる姿勢は素晴らしいとも感じます。

自分のことは後回しにして、人の為に動くということは、並大抵のことではできません。それも使命感をもって実践されているのですから、私たちも見習う必要が大いにあります。

国の施策で外出自粛が叫ばれているならば、やはり国民の1人として、不要不急以外は自宅にこもることが望まれ、それが多くの方の負担を減らすことにもつながります。

残念ながらあんしんネットは、リモートワークで業務ができない業態であり、最前線の現場に常に出向き、そして理想の整理作業を進めなければいけません。

多くの中小企業でも同じようなことが言えるかと思います。

そんな中で、立法府に携わる国会議員の行動は、一部の議員のことととは言え、最前線で働く人々を馬鹿にしているようにも見えてしまいます。

何事も、まず自らの姿勢を正して、そして命をかける覚悟をもって国政にあたって欲しいものです。経済を立て直すことも大事なことですが、今は国民の命を守ることを最優先にとらえて、行動に移すべきではないかと考えてしまいます。

2月上旬まで非常事態宣言は続きますが、国民一人一人が、しっかりと自覚した感染対策を実行し、コロナにうつらない、そしてうつさない行動が求められます。 まだまだ寒さは続きますが、私自身、気を引き締めて、日々の業務にあたりたいと思います。

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