7月29日午後2時から4時まで、川崎市幸区日吉合同庁舎2階検診室で、「地域の見守りと支援の大切さ=整理現場からのアドバイスと対策=」と題して、石見整理コーディネーターが講演しました。 主催は夢見ヶ崎地域包括支援センターで、参加者は、地域住民(町内会役員、老人会役員、民生委員、地区社協)はじめ居宅支援事業所のケアマネージャー、通所、グループホーム、訪問看護ヘルパー、区役所の高齢者支援係、地域保健福祉課、地域包括ケア推進室担当者など95名が参加。
開会後の講演で、 石見より、遺品整理と福祉整理の業務内容の説明、日本の超高齢社会の実態、その社会が抱える様々な課題が提示され、そこに潜む孤独死や孤立死の実態が解説された。
あくまでも遺品整理や福祉整理の現場目線で、現場の実態の映像などを交えての話となり、特に認知症高齢者のゴミ問題にも言及。これからの高齢者の見守りや支援体制作りの具体的な私案を、地域に特化したもので具現化して欲しい旨伝えました。
続いて、幸区高齢者支援課より「地域包括ケアシステム」について、資料をもとに区の対応を説明解説。
「地域を支える力を知ろう」ということで、参加者の日々の具体的な支援活動が紹介された。
「最幸(さいこう)のまち 南加瀬・小倉を目指して」をスローガンに、地域包括支援センター主催で、地区では初めての試みの勉強会となり、意義ある集いとなりました。今後の具体的な支援体制づくりが期待されます。